種別
A書跡
作者
乃木 希典(のぎ まれすけ)
作品名
七言絶句「山川草木」(しちごんぜっく「さんせんそうもく」)
制作年
明治時代
材質・技法
紙本墨書
寸法・
表装を含む外寸
縦137.0×横51.0㎝
文化財指定
なし
解説
乃木希典(1849~1912)は、明治期の陸軍軍人。日清戦争では旅順攻略に貢献し、日露戦争では第三軍司令官として出征。明治39年(1906)に軍事参議官、翌年には伯爵に任じられます。明治天皇の信任厚く、第十代学習院院長にも任じられましたが、明治天皇が亡くなると夫婦で殉死しました。
乃木は、日露戦争の激戦地であった金州(中国・大連の北東)で、長男の陸軍歩兵中尉乃木勝典を失います。この乃木の代表作「金州城外の作」は、その跡地を訪ねて呆然としている心境を表した詩です。
【釈文】
山川草木轉荒凉 十里風腥新戦場 征馬不前人不語 金州城外立斜陽
貸出
可
公開状況
公開していない