種別
F郷土資料
作者
最上 義光(もがみ よしあき)
作品名
書状 下国宛(しょじょう しもくにあて)
制作年
天正18年/1590年
材質・技法
紙本墨書
文化財指定
酒田市指定文化財
解説
最上義光が秋田実季(下国)に宛てた書状です。豊臣秀吉の小田原征伐に参陣を促されていた義光が、伊達政宗の動静を気にして小田原に参陣できない苦労を伝えています。また、石田三成から実季宛の手紙を預かっているので、使者に届けさせるということが記されており、実季が義光を通じて石田三成と情報のやりとりをしていたことがわかります。
天正18年4月、小田原の北条氏を包囲した豊臣秀吉は、伊達政宗と最上義光に参陣を促していました。同年3月には書状が到着していましたが、双方動けず、政宗が秀吉に会見したのは6月5日で、義光も同月参陣しました。
貸出
可
公開状況
公開していない